スポーツとナショナリズムの歴史社会学 : 戦前=戦後日本における天皇制・身体・国民統合 The historical sociology of sports and nationalism
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書誌事項
スポーツとナショナリズムの歴史社会学 : 戦前=戦後日本における天皇制・身体・国民統合 = The historical sociology of sports and nationalism
ナカニシヤ出版, 2021.3
- タイトル別名
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スポーツとナショナリズムの歴史社会学 : 戦前戦後日本における天皇制身体国民統合
- タイトル読み
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スポーツ ト ナショナリズム ノ レキシ シャカイガク : センゼン センゴ ニホン ニオケル テンノウセイ シンタイ コクミン トウゴウ
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注記
参考文献: p317-331
スポーツ・ナショナリズムの分析を通して、スポーツや身体管理政策が近現代日本社会にいかなる影響を及ぼしたのか、日本人の生活や国民意識にいかなる意識を創出し、どのような「刻印」を残したのかを多角的・総合的に考察。
収録内容
- 近代日本における国民形成と兵式体操
- 皇室のスポーツ奨励と明治神宮競技大会の誕生
- 近代日本のラジオ体操と「身体」の政治
- 「幻の東京オリンピック」の祝祭性と政治性
- 戦時下における国民体力の国家管理と健兵健民
- 植民地朝鮮における皇国臣民化政策と秩序化される身体
- 戦後初期スポーツ改革政策と国民体育大会の開催を通した戦後復興・民族再建
- 一九六四年東京オリンピックの国民統合と国家意識の高揚
- 戦後自衛隊のスポーツを通した国民浸透作戦と勝利至上主義
- 国民総スポーツ運動の歴史的意味と国民主義エートス
- 日本スポーツにおける異質な「他者」と排外主義
- 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの政治性と国家主義
内容説明・目次
内容説明
明治神宮競技大会、ラジオ体操、国民体育大会、自衛隊のスポーツ参加、3つの東京オリンピック…。日本においてスポーツとそれを行う身体は権力とどのように関わってきたのか。
目次
- 第1部 天皇制国家における大衆の国民化とスポーツ・身体(近代日本における国民形成と兵式体操;皇室のスポーツ奨励と明治神宮競技大会の誕生;近代日本のラジオ体操と「身体」の政治;「幻の東京オリンピック」の祝祭性と政治性;戦時下における国民体力の国家管理と健兵健民;植民地朝鮮における皇国臣民化政策と秩序化される身体)
- 第2部 戦後日本におけるナショナリズムとスポーツの諸相(戦後初期スポーツ改革政策と国民体育大会の開催を通した戦後復興・民族再建;一九六四年東京オリンピックの国民統合と国家意識の高揚;戦後自衛隊のスポーツを通した国民浸透作戦と勝利至上主義;国民総スポーツ運動の歴史的意味と国民主義エートス;日本スポーツにおける異質な「他者」と排外主義;二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの政治性と国家主義)
「BOOKデータベース」 より