書誌事項

中国古代茶文化史

関剣平著

思文閣出版, 2021.2

タイトル別名

History of ancient Chinese tea culture

タイトル読み

チュウゴク コダイ チャブンカシ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

博士学位論文に加筆したもの

参照文献リスト: p336-351

内容説明・目次

内容説明

非アルコール飲料の代表的なひとつとして、いまや世界的文化を形成している茶。その源である中国茶文化はいかにして発展したのか。中国茶文化成立期に当たる魏晋南北朝時代を基盤にして、さらに遡りその淵源に迫る。美を追求した魏晋南北朝時代、茶は風流という時代の精神を象徴し、「茶宴」という新しいライフスタイルを唱導した。茶は決して独立したものではなく、ひとつの文化的媒介として時代時代の伝統文化を蓄積しているのである。本書では、これまでほとんどの茶史研究者が触れることのなかった広範な史料を用い、世に知られている茶史関連史料の新たな解釈を試みた。そこからは、茶と当時の文化体系との関わりが鮮明にみえてくるだろう。

目次

  • 序章
  • 第1章 茶文化の起源—薬から嗜好品への道
  • 第2章 茶文化の広がり 階層篇
  • 第3章 茶文化の広がり 地理篇
  • 第4章 茶宴の誕生
  • 第5章 茶器、および茶器に見る茶の精神
  • 第6章 「〓賦」から見る晋代の喫茶
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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