「移動する子ども」学
著者
書誌事項
「移動する子ども」学
くろしお出版, 2021.3
- タイトル別名
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Children crossing borders
移動する子ども学
- タイトル読み
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イドウ スル コドモ ガク
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注記
参考文献: p277-282
索引: p283-288
多様な目的で海外に雄飛する越境の時代。異なる「言語」「言語教育」「文化環境」などの間を「移動する子ども」の生き方に焦点をあて、その実態と役割、問題点、これからの可能性を問うことで、新たな学問領域の構築を目指す。
内容説明・目次
目次
- なぜ「移動する子ども」学なのか
- 「移動する子ども」という記憶と社会
- 「移動する子ども」というフィールド
- ことばとアイデンティティ—複数言語環境で成長する子どもたちの生を考える
- 名付けと名乗りの弁証法—くくり方を解体する
- 「移動する子ども」学の研究主題とは何か—複数言語環境で成長する子どもと親の記憶と語りから
- 「ことばの力」と「ことばの教育」—子どもの日本語教育のあり方を問う
- 「移動とことば」を昇華する—温又柔を読む
- モバイル・ライブズを生きる—岩城けいの物語世界を読む
- 海に浮かんでいる感じ—モバイル・ライブズに生きる若者の語り
- 記憶と対話する—ある女性の半生の「移動する子ども」という記憶
- 人生とことばの風景—映画監督崔洋一のことばをめぐる語り
- 展望—実践の学としての「移動する子ども」学
「BOOKデータベース」 より