流布本『保元物語』『平治物語』にみる物語の変遷と背景 : 室町末・戦国期を中心に
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流布本『保元物語』『平治物語』にみる物語の変遷と背景 : 室町末・戦国期を中心に
汲古書院, 2021.2
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Transformations of the tale and their background as seen in the rufubon of Hōgen monogatari/Heiji monogatari : focusing on the late-Muromachi and Sengoku periods
流布本保元物語平治物語にみる物語の変遷と背景 : 室町末戦国期を中心に
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ルフボン ホウゲン モノガタリ ヘイジ モノガタリ ニミル モノガタリ ノ ヘンセン ト ハイケイ : ムロマチマツ センゴクキ オ チュウシン ニ
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Note
欧文タイトルは巻末 (p547-550) の概要による
あとがきに「本書は独立行政法人日本学術振興会令和二年度科学研究費補助金・研究成果公開促進費(課題番号20HP5028)の交付を受けて刊行」とあり
博士論文 (早稲田大学, 2018年) を基にしている
Contents of Works
- 序章-戦後研究史を踏まえて-
- 成立期の下限
- 相互の影響関係
- 全体志向の個別性
- 人物造型について
- 子どもの哀話の改作方法
- 流布本における乱の認識と物語の改作
- 合戦場面の改変の位置付け
- 早稲田大学図書館蔵『平治物語絵巻 六波羅合戦巻』からみる模本の世界
- 「六波羅合戦巻」の模本から捉える物語と絵画の世界の方向性
- センチュリー文化財団蔵〈斯道文庫寄託〉奈良絵本改装絵巻『平治物語』と諸本の交渉
- 近世における軍記物語の購入の一例
- 近代日本における『保元物語』『平治物語』の発信
- 流布本『保元物語』『平治物語』を紡ぎ出す言葉
- 流布本『保元物語』と流布本『平治物語』が纏う〈知〉の違い
- 『榻鴫暁筆』の諸本の展開
- 「血気の勇者」にみる室町期以降の価値観と文学・社会の連動
- 終章
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 第1部 流布本『保元物語』『平治物語』の成立(流布本『保元物語』『平治物語』の生成;流布本『保元物語』『平治物語』の特性;流布本『保元物語』『平治物語』にみる物語の変遷と本質)
- 第2部 流布本成立以降の保元物語・平治物語の展開(近世における『保元物語』『平治物語』の受容—絵画と写本の世界から;近代における『保元物語』『平治物語』の変様)
- 第3部 室町末・戦国期の文学と社会—流布本生成に至る土壌(室町末・戦国期の文学の表現の連鎖;室町末・戦国期の文学と社会の連関—乱世意識・教訓との連動)
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