言語は本能か : 現代言語学の通説を検証する
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書誌事項
言語は本能か : 現代言語学の通説を検証する
開拓社, 2021.3
- タイトル別名
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The language myth : why language is not an instinct
- タイトル読み
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ゲンゴ ワ ホンノウ カ : ゲンダイ ゲンゴガク ノ ツウセツ オ ケンショウ スル
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注記
その他の訳者: 黒滝真理子, 菅井三実, 村尾治彦, 野村益寛, 八木橋宏勇
原著 (Cambridge University Press, 2014) の全訳
参考文献: p283-307
内容説明・目次
内容説明
本書はエヴァンズ博士によるThe Language Mythの全訳である。ここでいうMyth(神話)とは根拠のない仮説が広まり通訳となったもの、とりわけ言語生得説や言語普遍説などを指す。筆者は、言語は独立した本能として存在するのではなく、実際の運用を通して文化的に学習・継承されるものであること、すべての言語を超越した抽象的な普遍文法なるものは存在しないことを、具体的な言語事実と最新の諸科学の知見をもって多角的に論証していく。
目次
- 第1章 言語と心の再考
- 第2章 人間の言語は動物のコミュニケーション体系と関連がないのか
- 第3章 言語の普遍性は存在するか
- 第4章 言語は生得的か
- 第5章 言語は独立した心的モジュールか
- 第6章 普遍的なメンタリーズは存在するか
- 第7章 思考は言語から独立しているか
- 第8章 言語と取り戻された心
「BOOKデータベース」 より