聖地・熊野と世界遺産 : 宗教・観光・国土開発の社会学
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書誌事項
聖地・熊野と世界遺産 : 宗教・観光・国土開発の社会学
(龍谷大学国際社会文化研究所叢書, 27)
晃洋書房, 2021.3
- タイトル別名
-
Kumano spiritual legacy and world heritage destination
聖地熊野と世界遺産 : 宗教観光国土開発の社会学
- タイトル読み
-
セイチ・クマノ ト セカイ イサン : シュウキョウ・カンコウ・コクド カイハツ ノ シャカイガク
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 聖地・熊野の世界遺産化を読み解く : ナショナリゼーション論からのアプローチ / 田中滋著
- 神仏の<交流>から分離へ : 修験道政策から観る<国家と宗教>の関係史 / 田中滋著
- 明治から昭和初期における熊野地方の観光対象の変遷 : 瀞峡と那智の滝を中心として / 寺田憲弘著
- 濫伐される熊野 : 繁栄と災害のパラドックス / 田中滋著
- 電源開発と熊野の変貌 : ナショナリゼーションから省有化へ / 田中滋著
- 「筏の終焉」と河川の近代化 : <川と人々>・<筏と生活世界>の近現代 / 井戸聡著
- 熊野の観光メディア言説の変動 : ガイドブックと旅行雑誌における記述を対象として / 寺田憲弘著
- 世界遺産ツーリズムにおける信仰文化の価値 : 熊野修験の文化遺産化と観光資源化をめぐって / 中井治郎著
- 観光立国「日本」と「宗教」 : 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」 / 湯川宗紀著
- 世界遺産とインバウンド観光 : 熊野古道の観光言説を事例として / 寺田憲弘著
- 問い直される世界遺産 : 台風12号災害を契機とした熊野古道をめぐる語りの変容 / 中井治郎著
- 世界遺産のインパクト : 既存観光地と新規観光地 / 柴田和子著
- 地方移住のその先に : 地域おこし協力隊における選択的行為としての定住 / 井戸聡著
- 地域おこし協力隊の「仕事」 : 熊野地域の協力隊の事例を通して / 井田千明著
内容説明・目次
目次
- 聖地・熊野の世界遺産化を読み解く—ナショナリゼーション論からのアプローチ
- 第1部 激動の近代—排仏毀釈の嵐から近代観光と電源開発へ(神仏の“交流”から分離へ—修験道政策から観る“国家と宗教”の関係史;明治から昭和初期における熊野地方の観光対象の変遷—瀞峡と那智の滝を中心として;濫伐される熊野—繁栄と災害のパラドックス;電源開発と熊野の変貌—ナショナリゼーションから省有化へ;「筏の終焉」と河川の近代化—“川と人々”・“筏と生活世界”の近現代)
- 第2部 問い直される近代—世界遺産化と地域社会の変貌(熊野の観光メディア言説の変動—ガイドブックと旅行雑誌における記述を対象として;世界遺産ツーリズムにおける信仰文化の価値—熊野修験の文化遺産化と観光資源化をめぐって;観光立国「日本」と「宗教」—世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」;世界遺産とインバウンド観光—熊野古道の観光言説を事例として;問い直される世界遺産—台風12号災害を契機とした熊野古道をめぐる語りの変容;世界遺産のインパクト—既存観光地と新規観光地;地方移住のその先に;地域おこし協力隊における選択的行為としての定住;地域おこし協力隊の「仕事」—熊野地域の協力隊の事例を通して)
「BOOKデータベース」 より