歴史をする : 生徒をいかす教え方・学び方とその評価
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歴史をする : 生徒をいかす教え方・学び方とその評価
新評論, 2021.3
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Doing history : investigating with children in elementary and middle schools
歴史をする : 生徒をいかす教え方学び方とその評価
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レキシ オ スル : セイト オ イカス オシエカタ マナビカタ ト ソノ ヒョウカ
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Note
原著5th ed. (2015) の翻訳
Description and Table of Contents
Description
暗記することを目的とした、面白みのない歴史学習は終わりにしよう!「歴史をする」とは、クラスメイトが存在する理由を知り、多元的民主主義の一員になること。「歴史をする」とは、過去のエイジェンシー(主体者意識)の移ろいを描き出し、自分自身のなかに潜むエイジェンシーを呼び起こすこと。「歴史をする」とは、自分が物語の主人公になり、より良い未来をつくりだす一人になること。「歴史をする」ことで、子どもたちは行動し、探究し、自分自身も歴史を刻む一員であることを知ります。年号を覚え、歴史上の人物を漢字で正しく書けるようになったところで何の意味もありません。本書を読むことで、歴史授業における本来の価値が明らかになります。
Table of Contents
- 第1章 過去、現在、そして未来—「歴史をする」とは
- 第2章 それは災難ではない—歴史の探究を支える理論
- 第3章 「確かな」事実はそんなにたくさんありません—「歴史をする」探究コミュニティーをつくる
- 第4章 自分の知らなかった私に出会う—「私の歴史」プロジェクト
- 第5章 物語る—生徒と過去をつなぐ「家族の歴史」
- 第6章 ラクダが死んで、三マスもどる—世界史探究への足場かけ
- 第7章 病院にいるネズミ—歴史展示館をつくりだす
- 第8章 やった、討論するんだ!—対立を学びのなかに位置づける
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