書誌事項

アウトサイダー

スティーヴン・キング著 ; 白石朗訳

文藝春秋, 2021.3

タイトル別名

The outsider

タイトル読み

アウトサイダー

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注記

原タイトル: The outsider

内容説明・目次

内容説明

裁判所の悲劇で惨殺事件は幕を閉じた。しかしラルフの気持ちは晴れない。あの日にテリーが遠い町にいたことは証拠が示していた。ならば犯行当夜にテリーを見たという証言は何だったのか。血まみれの服で目撃者と言葉を交わしたのはテリーではなかったというのか?ラルフは別の署の刑事ユネルと探偵のホリーの手を借りて、密かに再調査を開始する。新たな証拠、新たな証言が、新たな不可解をつぎつぎにラルフに突きつける。そしてついに、彼らは同じような事件が過去に複数起きていたことを突き止める。同様の惨殺事件。無数の証拠が指し示す「犯人」。しかし逮捕された容疑者は犯行を否認する…。テリーだけではなかったのか。テリーの幼い娘の前にあらわれた「目の代わりに藁がついている男」は現実のものなのか?ユネルが言う、メキシコの伝承に「エル・クーコ」というのがいる、それは黒い袋を持った黒い男、子供を犠牲にする悪鬼—ついに恐怖があふれだす。アウトサイダー。エル・クーコ。そいつはまた子供を殺すだろう。その正体を知るのはラルフたちしかいない。読む者の心を苛む恐怖と、それに戦いを挑む勇気。『呪われた町』『IT』などの初期に回帰したかのごとく巨匠がフルスロットルで描き出すノンストップ・モダン・ホラーの登場。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC06364198
  • ISBN
    • 9784163913520
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    333p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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