ポスト・アートセオリーズ : 現代芸術の語り方 Post-art theories
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書誌事項
ポスト・アートセオリーズ : 現代芸術の語り方 = Post-art theories
人文書院, 2021.3
- タイトル別名
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ポストアートセオリーズ : 現代芸術の語り方
- タイトル読み
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ポスト・アート セオリーズ : ゲンダイ ゲイジュツ ノ カタリカタ
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内容説明・目次
内容説明
1980年代、アーサー・ダントーは「芸術の終焉」を唱えた。しかし、その後、現代アートはグローバル資本主義の拡大に同伴するかのように爆発的な隆盛を見せる。一方、芸術に向き合ってきた人文学はポストモダニズムの席巻の後、社会主義の崩壊、メディア技術の発展やアート自体の拡散も相俟って、理論的なものが後退してゆく。果たしていまや、この事態に斬り込む言葉はあるのか。本書では、「理論」を牽引するジャーナル『オクトーバー』『クリティカル・インクワイアリー』の変遷を軸に、現代思想とアートの複雑な絡み合いを読み解く。米国を越えて加速する世界規模の知のサーキュレーションを背景に、かつての理論的地平の乗り越えを試みる。
目次
- 1 理論(「芸術の終焉」以降のアートの語り方;ポストモダニズムとはどのようなものであったのか;ポストセオリーという視座)
- 2 批評(分断された肉体—寺山修司;ポストモダニズムを射抜く—ミックスド・メディア・シアター;紅のバラ—ピナ・バウシュ「窓拭き人」;イメージのマテリアリティ—アラン・セクーラ;イメージの制御、その行方—「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの“映像演劇”」;呼び覚まされる声—三輪眞弘+前田真二郎「モノローグ・オペラ『新しい時代』」;黒いコードの群れ—クリスチャン・ボルタンスキー「Lifetime」)
- 3 討議 冷戦終結以降におけるアートと思想のサーキュレーション—ミハイル・ヤンポリスキーを手がかりに(+乗松亨平、番場俊)
「BOOKデータベース」 より