金融危機の行動経済学 : 投資家心理と金融の脆弱性

書誌事項

金融危機の行動経済学 : 投資家心理と金融の脆弱性

ニコラ・ジェンナイオーリ, アンドレイ・シュライファー著 ; 貫井佳子訳

日経BP日本経済新聞出版本部 , 日経BPマーケティング (発売), 2021.3

タイトル別名

A crisis of beliefs : investor psychology and financial fragility

タイトル読み

キンユウ キキ ノ コウドウ ケイザイガク : トウシカ シンリ ト キンユウ ノ ゼイジャクセイ

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注記

参考文献: p[223]-234

索引: p[235]-243

内容説明・目次

内容説明

本書は、リーマン倒産、続いて起こった金融市場のメルトダウンの経緯を明らかにし、住宅購入者、投資家、政策当局の信念が不安定化をもたらしたことを新しいエビデンスを示して解明する。最新の心理学、行動経済学の研究成果をもとに、なぜ、金融危機が多くの人々にショックをもたらしたのか、金融と経済の不安定性はどう続くのか、信用サイクル、景気サイクルはどう生じるのかについて、新しい見方を提示する。最も聡明な市場参加者、政策当局者たちも、経済リスクの広がりを十分理解していなかった背景を示すとともに、今日の予想しがたい金融市場の動きを理解するためのフレームワークを提示する。金融市場を理解したい人々にとって必読書。

目次

  • 第1章 2008年の金融危機
  • 第2章 市場関係者は何を考えていたのか
  • 第3章 金融危機の「リスク軽視」モデル
  • 第4章 金融市場における外挿
  • 第5章 代表性と顕出的信念
  • 第6章 顕出的期待と信用サイクル
  • 第7章 未解決の問題
  • 補遺 証明

「BOOKデータベース」 より

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