仏教モダニズムの遺産 : アナガーリカ・ダルマパーラとナショナリズム

書誌事項

仏教モダニズムの遺産 : アナガーリカ・ダルマパーラとナショナリズム

杉本良男著

風響社, 2021.2

タイトル別名

仏教モダニズムの遺産 : アナガーリカダルマパーラとナショナリズム

タイトル読み

ブッキョウ モダニズム ノ イサン : アナガーリカ・ダルマパーラ ト ナショナリズム

大学図書館所蔵 件 / 43

この図書・雑誌をさがす

注記

引用文献: p333-351

年譜: p353-356

内容説明・目次

内容説明

宗教の持つ本源的な暴力性を問う。タミル分離独立をめぐる内戦、ムスリムとの対立、そして2019年の同時多発テロは、仏教聖地スリランカを根底から揺るがせた。本書は、植民地支配下に独自の改革仏教を創始したダルマパーラの思想を根源から問い直し、そこに潜む暴力性について人類学的、系譜学的に明らかにした労作である。

目次

  • 序論 仏教ナショナリズムの系譜学
  • 第1部 アナガーリカ・ダルマパーラの流転の生涯(在俗の出家者;約束の地セイロン;仏法の戦士;東と東のすれ違い;文化ナショナリズム)
  • 第2部 シンハラ・アーリヤ神話の遺産(仏教の新展開;マイノリティ戦略;テロリズムの横行)
  • 結論 宗教の暴力性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ