ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む
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書誌事項
ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む
水声社, 2021.3
- タイトル別名
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Michel Foucault
ミシェルフーコーコレージュドフランス講義を読む
- タイトル読み
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ミシェル・フーコー 『コレージュ・ド・フランス コウギ』 オ ヨム
大学図書館所蔵 件 / 全78件
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注記
執筆者: 武田宙也ほか
収録内容
- フーコーにおける「狂気」の言語の問題 : 後期思想との関連から / 武田宙也執筆
- 禁忌と真実の一致 : 「異常者たち」とはなにか / 田中祐理子執筆
- 脳科学の歴史と精神の科学の歴史をひとつの全体として考える : ミシェル・フーコーの『精神医学の権力』における神経学的身体の出現 / エマニュエル・ドリール執筆 ; 立木康介訳
- 国家装置から権力諸装置=配備へ : フーコー『刑罰の理論と制度』、『処罰社会』をめぐって / 佐藤嘉幸執筆|コッカ ソウチ カラ ケンリョク ショソウチ=ハイビ エ : フーコー 『ケイバツ ノ リロン ト セイド』、『ショバツ シャカイ』 オ メグッテ
- フーコー『刑罰の理論と制度』(一九七一-一九七二年)におけるアルチュセールの痕跡 / エティエンヌ・バリバール執筆 ; 佐藤嘉幸訳
- 懲罰社会のその先へ : フーコー『懲罰社会』をめぐる一考察 / 相澤伸依執筆
- 人民の回帰? : フーコー戦争論のポテンシャリティ / 箱田徹執筆
- 監獄という新たな前線の出現 / ダニエル・ドゥフェール執筆 ; 佐藤嘉幸訳
- 階級闘争、労働力、身体の政治 : ミシェル・フーコーの著作におけるマルクスのテーマ系 / サンドロ・メッザードラ執筆 ; 箱田徹訳
- 生命的-主権的複合体 : フーコーの人文科学批判の射程 / 藤田公二郎執筆
- 生政治と予防接種 / 西迫大祐執筆
- 生政治批判 / マウリツィオ・ラッツァラート執筆 ; 佐藤嘉幸・箱田徹訳
- 主体性、批判、真理 / フィリップ・サボ執筆 ; 清水雄大訳
- 規範化される生から規範をつくる生へ : カンギレムと八〇年代のフーコー / 坂本尚志執筆
- パレーシアと精神分析 / 立木康介執筆
- 倒錯者の不確かな肖像 : 最晩年講義録から『狂気の歴史』を読み直す / 久保田泰考執筆
- 恐れなき発言と抵抗 / ジュディス・バトラー執筆 ; 佐藤嘉幸訳
内容説明・目次
内容説明
瞠目の著作群を著す傍ら、13年にわたって続けられたコレージュ・ド・フランス講義は、人文科学の全域を講究するフーコーの思考のうねりそのものであった。苛烈な知性が遺しためくるめく言説の歴程を前期・中期・後期に分け、各時期の中核的主題を際立たせつつ、フーコー理論の真の骨格を抉出する初の試み!
目次
- 第1部 前期1—狂気、規範、言語(フーコーにおける「狂気」の言語の問題—後期思想との関連から;禁忌と真実の一致—「異常者たち」とはなにか ほか)
- 第2部 前期2—権力、国家、階級(国家装置から権力諸装置=配備へ—フーコー『刑罰の理論と制度』、『処罰社会』をめぐって;フーコー『刑罰の理論と制度』(一九七一‐一九七二年)アルチュセールの痕跡 ほか)
- 第3部 中期—統治性、生権力、生政治(階級闘争、労働力、身体の政治—ミシェル・フーコーの著作におけるマルクスのテーマ系;生命的‐主権的複合体—フーコーの人文科学批判の射程 ほか)
- 第4部 後期—主体性、真理、パレーシア(主体性、批判、真理;規範化される生から規範をつくる生へ—カンギレムと八〇年代のフーコー ほか)
「BOOKデータベース」 より