現代中東における宗教・メディア・ネットワーク : イスラームのゆくえ

書誌事項

現代中東における宗教・メディア・ネットワーク : イスラームのゆくえ

千葉悠志, 安田慎編

春風社, 2021.2

タイトル別名

現代中東における宗教メディアネットワーク : イスラームのゆくえ

タイトル読み

ゲンダイ チュウトウ ニオケル シュウキョウ・メディア・ネットワーク : イスラーム ノ ユクエ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

宗教の柔靱性を問う。書物、映画、ラジオ、テレビ、インターネット、SNS、そして慈善団体、国際機構、法学者集団。情報化や宗教復興の只中にある中東のイスラームを、「メディア」と「制度的ネットワーク」の視点から論じる、9章+コラム4編。

目次

  • 現代中東における宗教とレジリエンス—メディア社会への抵抗と適応
  • 第1部 宗教とメディア(アラビア語による出版技術の発展とクルアーンの刊本化;現代イスラーム改革の思想戦略と『現代のムスリム』誌—20世紀後半のアラブ思想界の深層を読む;白い異邦人から真正なる巡礼者へ—ヨハン・ルードヴィヒ・ブルクハルトのマッカ巡礼経験をめぐる再帰性と超越性;「モラル装置」化する映画—エジプト・コメディ映画に描かれる「偽物のイスラーム」;放送メディアとイスラーム—宗教的言説空間の拡大と変容;神の言葉を伝えるメディア—クルアーングッズからSNSまで)
  • 第2部 宗教と制度的ネットワーク(難民を救うイスラーム的NGO—イスラームに根ざす支え合いの仕組み;イスラーム協力機構—宗教で結びつく国際関係;イスラーム金融を作る—法学者たちの静かなる革命)

「BOOKデータベース」 より

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