誰のための熱帯林保全か : 現場から考えるこれからの「熱帯林ガバナンス」
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書誌事項
誰のための熱帯林保全か : 現場から考えるこれからの「熱帯林ガバナンス」
新泉社, 2021.3
- タイトル別名
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誰のための熱帯林保全か : 現場から考えるこれからの熱帯林ガバナンス
- タイトル読み
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ダレ ノ タメ ノ ネッタイリン ホゼン カ : ゲンバ カラ カンガエル コレカラ ノ「ネッタイリン ガバナンス」
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注記
文献一覧: piv-xxvii
収録内容
- 現場から考える「熱帯林ガバナンス」のあり方 / 笹岡正俊 [著]
- 力を持つアクターたちがつくり出す「現実」とかき消される声 / 笹岡正俊 [著]
- 持続可能な森林経営をめぐるポリティクス / 藤原敬大 [著]
- パーム油認証ラベルの裏側 / 寺内大左 [著]
- 大規模アブラヤシ農園のRSPO認証取得と取り残された労働者たち / 中司喬之 [著]
- インドネシア最大手の製紙会社による「紛争解決」と「住民の同意」 / 相楽美穂 [著]
- 「住民との同意」は本来の目的を果たせるのか / 浦野真理子 [著]
- 人びとはなぜ「不法占拠者」になったのか / 笹岡正俊 [著]
- カンパール半島における土地支配の強化と再生産される「違法伐採」 / 原田公 [著]
内容説明・目次
内容説明
「責任ある生産と消費」の裏側で起こっていること—。私たちの日用品であるトイレットペーパーやパーム油。環境や持続可能性への配慮を謳った製品が流通するなかで、原産地インドネシアでは何が起こっているのか。熱帯林開発の現場に生きる人びとが直面しているさまざまな問題を見つめ、「熱帯林ガバナンス」のあるべき姿を考える。
目次
- 現場から考える「熱帯林ガバナンス」のあり方—周縁化された「草の根のアクター」の視点から
- 1 誰のための「熱帯林ガバナンス」か(力を持つアクターたちがつくり出す「現実」とかき消される声—APP社「森林保護方針」に基づく自主規制型ガバナンスの事例;持続可能な森林経営をめぐるポリティクス—複雑化する現代社会で「人と人の信頼」は再構築できるか)
- 2 認証制度が現場にもたらしたもの(パーム油認証ラベルの裏側—文脈なき「正しさ」が現場にもたらす悪い化学反応;大規模アブラヤシ農園のRSPO認証取得と取り残された労働者たち)
- 3 「住民の同意」とは何か(インドネシア最大手の製紙会社による「紛争解決」と「住民の同意」;「住民との同意」は本来の目的を果たせるのか)
- 4 土地支配の強化のなかで生きる営みが「違法」とされていく人びと(人びとはなぜ「不法占拠者」になったのか—強制排除された人びとの生活再建に対する社会的責任;カンパール半島における土地支配の強化と再生産される「違法伐採」)
「BOOKデータベース」 より