人新世を問う : 環境、人文、アジアの視点

書誌事項

人新世を問う : 環境、人文、アジアの視点

寺田匡宏, ダニエル・ナイルズ編著

(環境人間学と地域)

京都大学学術出版会, 2021.3

タイトル別名

Anthropocene and Asia : investigation, critique, and contribution from the environmental humanities perspective

人新世を問う : 環境人文アジアの視点

タイトル読み

ジンシンセイ オ トウ : カンキョウ ジンブン アジア ノ シテン

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注記

文献あり

英文要旨, 英文著者紹介あり

収録内容

  • 人新世〈アンソロポシーン〉をどう考えるか / 寺田匡宏, ダニエル・ナイルズ著
  • 人新世における複数発展径路 / 杉原薫著
  • デジタル・コントロールと地球のエコシステム / ステファン・グルンバッハ著
  • 人新世と物質的解釈学 / ソーラット・ホンラダロン著
  • 炭焼きの森 / ダニエル・ナイルズ著
  • まずは火山を愛すること / エミリー・セキネ著
  • 「地」性の復権 / オギュスタン・ベルク著
  • 炭素の森と紛争の河 / ロハン・デスーザ著
  • 人新世と「フォース〈力〉」 / 寺田匡宏著
  • 科学のグローバル・ヒストリーから見る人新世 / マティアス・シェメル著
  • 知の共通基盤に向かって / クリストフ・ロゾル著

内容説明・目次

内容説明

人新世=人類が環境を支配する時代が、我々に突きつける地球の限界。新たなメタファーとアジアの自然観から地球と人類の関係を見つめ直す。

目次

  • 人新世(アンソロポシーン)をどう考えるか—環境をめぐる超長期的時間概念の出現とグローバルな地球システム科学ネットワークの展開
  • 第1部 人新世(アンソロポシーン)による地球と地域の塑型—レジーム/ガバナンス(人新世における複数発展径路—モンスーン・アジアの資源と生存基盤をめぐって;デジタル・コントロールと地球のエコシステム—東アジア発・人新世的ガバナンスは可能か;人新世と物質的解釈学—タイ大洪水に組み込まれた政治)
  • 第2部 人新世における感性/経験(炭焼きの森—エコロジー、美学、人新世;まずは火山を愛すること—日本における地質学的親近感の形成;「地」性の復権—日本における自然農法の哲学と実践)
  • 第3部 歴史言説としての人新世(炭素の森と紛争の河—南アジアの歴史叙述から見た人新世;人新世と「フォース(力)」—歴史における自然、人為、「なる」の原理とその相克)
  • 第4部 知識システムへの問いとしての人新世(科学のグローバル・ヒストリーから見る人新世;知の共通基盤に向かって—「人新世カリキュラム」という実験)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC06569135
  • ISBN
    • 9784814003174
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vi, 494p, 図版 [4] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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