ニッポン未完の民主主義 : 世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点

書誌事項

ニッポン未完の民主主義 : 世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点

池上彰, 佐藤優著

(中公新書ラクレ, 725)

中央公論新社, 2021.4

タイトル別名

ニッポン : 未完の民主主義 : 世界が驚く日本の知られざる無意識と弱点

タイトル読み

ニッポン ミカン ノ ミンシュ シュギ : セカイ ガ オドロク、ニホン ノ シラレザル ムイシキ ト ジャクテン

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注記

『中央公論』2020年12月号掲載の対談「菅政権発足にみるニッポンの危うい民主主義」(池上彰×佐藤優)に大幅加筆、修正し、新原稿を書き下ろして刊行したもの

内容説明・目次

内容説明

首相交代は「禅譲」、コロナ禍の判断は専門家に頼り切り、日本学術会議の会員任命拒否の説明は支離滅裂…。大丈夫か、この国は。これじゃまるで、“未開国”。それもそのはず。なぜなら、戦後、ニッポンの民主主義は、世界の潮流をよそに独自の生態系に「進化」してきたのだから…。なぜ、検察を正義と誤認するのか。なぜ、「右」から「左」まで天皇制を自明のものとするのか。世界も驚く日本型民主主義の実態を徹底分析。

目次

  • 第1章 ここまできた民主主義の形骸化それが「普通」になる怖さ
  • 第2章 日本型民主主義を問い直す
  • 第3章 戦争が終わり、民主主義の議論が盛り上がった
  • 第4章 民主主義の源流をたどってみれば
  • 第5章 世界で危機を増幅させる「最悪の政治形態」
  • 第6章 忍び寄る全体主義処方箋はあるか

「BOOKデータベース」 より

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