和辻哲郎の人文学
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和辻哲郎の人文学
ナカニシヤ出版, 2021.3
- タイトル読み
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ワツジ テツロウ ノ ジンブンガク
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収録内容
- 〈通路〉の自覚 : 初期の和辻の文芸活動について / 佐藤淳一著
- 宗教と学問と : 和辻の宗教性をめぐって / 木村純二著
- 和辻「風土」論再考 : 大正時代の問いのゆくえ / 藤村安芸子著
- 未知の者と友人として出逢う : 『倫理学』の文化共同体論再考 / 板橋勇仁著
- 和辻「人格」論の可能性 : あらためて「人間から人格へ」 / 宮村悠介著
- 和辻哲郎の「人間関係」の行為論 : 現代哲学・倫理学理論との対比から / 飯嶋裕治著
- 乏しき時代の『論語』 : 和辻哲郎『孔子』をめぐって / 板東洋介著
- 和辻哲郎と仏教 : 初期の作品・資料を手がかりとして / 頼住光子著
- 近世芸能と和辻思想史 : 『阿弥陀の胸割』と『曾根崎心中』を中心に / 吉田真樹著
- 和辻哲郎の美術史研究をめぐって / 原浩史著
内容説明・目次
内容説明
令和時代の和辻研究最前線。倫理学・仏教学・美術史・近代文学など多分野の気鋭の専門家らが、近代日本の精華・和辻哲郎の学問の現代的意義を検証する。
目次
- 1 和辻の人物論(“通路”の自覚—初期の和辻の文芸活動について;宗教と学問と—和辻の宗教性をめぐって)
- 2 和辻倫理学の理論構成(和辻「風土」論再考—大正時代の問いのゆくえ;未知の者と友人として出逢う—『倫理学』の文化共同体論再考;和辻「人格」論の可能性—あらためて「人間から人格へ」;和辻哲郎の「人間関係」の行為論—現代哲学・倫理学理論との対比から)
- 3 和辻哲郎と東洋思想(乏しき時代の『論語』—和辻哲郎『孔子』をめぐって;和辻哲郎と仏教—初期の作品・資料を手がかりとして)
- 4 和辻の日本文化史研究(近世芸能と和辻思想史—『阿弥陀の胸割』と『曾根崎心中』を中心に;和辻哲郎の美術史研究をめぐって)
「BOOKデータベース」 より