書誌事項

古典について

吉川幸次郎 [著]

(講談社学術文庫, [2665])

講談社, 2021.4

タイトル別名

古典について

タイトル読み

コテン ニ ツイテ

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注記

原本: 筑摩書房 1966年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

中国古典文学の泰斗、吉川幸次郎(一九〇四‐八〇年)。その目に、江戸の学者、伊藤仁斎や本居宣長らの著作はどう映ったのか。日本書紀の時代から連綿と続く大陸文化の受容史を繙く。そして清朝の儒学との比較を交えつつ、本場をも凌ぐ江戸の漢学が達した境地を描きだす。そこにはこの国の古き良き学問的伝統のあり様が浮かび上がる。

目次

  • 1 古典について(古典について—あるいは明治について)
  • 2 受容の歴史(受容の歴史—日本漢学小史)
  • 3 江戸の学者たち(仁斎と徂徠—「論語古義」と「論語徴」;伊藤仁斎;古義堂文庫;仁斎と小説;古義堂;伊藤仁斎の墓;二つの伊藤仁斎論—スパアとツァトロフスキ;伊藤東涯;安積澹泊;本居宣長—世界的日本人;一冊の本—本居宣長「うひ山ぶみ」;学問のかたち;中京の二学者—河村秀根と岡田挺之と;「息軒先生遺文続編」の序)

「BOOKデータベース」 より

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