連続性への希求 : 族譜を通じてみた「家族」の歴史人類学
著者
書誌事項
連続性への希求 : 族譜を通じてみた「家族」の歴史人類学
(東北アジア研究専書)
風響社, 2021.2
- タイトル別名
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連続性への希求 : 族譜を通してみた「家族」の歴史人類学
連続性への希求 : 族譜を通じてみた家族の歴史人類学
- タイトル読み
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レンゾクセイ エノ キキュウ : ゾクフ オ ツウジテ ミタ カゾク ノ レキシ ジンルイガク
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注記
引用参考文献: p353-354
内容説明・目次
内容説明
宗族=父系承継400年の記録を繙く。香港新界の一族譜資料を史料批判的に吟味し、統計的手法により人口動態を数値化。その「点と線」を人類学的に分析。14世代にわたる家族のかたちの詳細を具体的に明らかにすると同時に、系譜を書き継ぐこと=男系出自の永続を求めた人々の、規範意識の根源に迫る、画期的業績。
目次
- 第1章 本書の目的と方法(本書の目指すもの;本書の研究手法)
- 第2章 族譜の分析から何が見えるか(族譜の真実性と仮構性;族譜から見える宗族の人口動態;族譜における連続性への希求とそれを支える価値意識)
- 第3章 族譜から「家族」はどこまで見えるか(家族形態の経年変化;寡婦事例の分析;「承継」「附祭」の具体事例の分析;再婚・側室事例の分析)
- 第4章 もう一つのW氏族譜(「総譜」と「支譜」の比較;「支譜」に見る家族構造;「支譜」と文節共有財産)
- 第5章 本書の結論
- 資料編
「BOOKデータベース」 より