マスクをするサル
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マスクをするサル
(新潮新書, 904)
新潮社, 2021.4
- タイトル読み
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マスク オ スル サル
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注記
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
マスク着用の標準化は、すでに受け入れざるを得ない社会の現実だ。しかし、誰もが顔の半分以上を蔽い隠すという習慣は、動物間の認知とコミュニケーション、さらにはヒトの性にかかわる意識をも、大きく変えてしまうかもしれない。コロナ禍の象徴・マスクは人類史上、パンツにも匹敵する行動変容をもたらすのか。霊長類学と人類学、社会学や文学など多様な視点から考える、ポスト・コロナ文化論の試み。
目次
- 1 マスクをするサル—ポスト・コロナの新しい感性
- 2 マスクと女らしさ—陰部を隠すという歴史的決断
- 3 マスクは異性を誘引するか?—口唇部とコミュニケーション
- 4 マスクと男らしさ—顔面装飾・形質置換、髭の進化史
- 5 乱婚から一夫一婦制への人類史—サルとヒトの性行動
- 6 性の解放と人類の動物化—社会的交換・抑圧・不倫
- 7 デファクト化するマスク—新たな共同体の感性
「BOOKデータベース」 より