絶滅魚クニマスの発見 : 私たちは「この種」から何を学ぶか
著者
書誌事項
絶滅魚クニマスの発見 : 私たちは「この種」から何を学ぶか
(新潮選書)
新潮社, 2021.4
- タイトル別名
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On "Kunimasu" Oncorhynchus kawamurae, a deepwater trout, from Lakes Tazawa and Saiko, Japan
絶滅魚クニマスの発見 : 私たちはこの種から何を学ぶか
- タイトル読み
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ゼツメツギョ クニマス ノ ハッケン : ワタシタチ ワ「コノ シュ」カラ ナニ オ マナブカ
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注記
クニマス関連年表: p308-309
参考文献: 巻末pi-xv
内容説明・目次
内容説明
70年の時を超え、再び姿を現した魚「クニマス」が語り始めた。秋田県田沢湖だけに生息した魚は1940年の環境改変で絶滅した—が、生きていた。しかも遠く離れた山梨県西湖で。なぜ西湖に?なぜ誰も気づかなかったのか?クニマスという魚の驚くべき生態から生まれた疑問が発見を導き、分類学、ダーウィン進化論、そして絶滅に向き合った人々の歴史へと広がってゆく。「種」を巡る壮大な物語。
目次
- 第1部 どのような魚か(発見への道のり;西湖クロマスはクニマスか;伝説から科学へ;原型としてのヒメマス;田沢湖でクニマスになる;種の輪郭;記録の検証)
- 第2部 絶滅と復活(消えゆくクニマス;田沢湖の昔;漁業組合の結成と終焉;見えない魚の行方;発見から保全へ;保全と里帰りのための研究;里帰り—現在から未来へ)
「BOOKデータベース」 より