書誌事項

愛と共生のイスラーム : 現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝

石原美奈子編著

(南山大学学術叢書)

春風社, 2021.3

タイトル別名

Praying for others : the Tijāniya and the Oromo of Ethiopia

エチオピアのムスリム聖者崇拝 : ティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルと西部オロモ社会

タイトル読み

アイ ト キョウセイ ノ イスラーム : ゲンダイ エチオピア ノ スーフィズム ト セイジャ スウハイ

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注記

第9章の著者: 松波康男, 第10章の著者: 吉田早悠里

博士論文「エチオピアのムスリム聖者崇拝 : ティジャーニー導師アルファキー・アフマド・ウマルと西部オロモ社会」 (東京大学, 2009年提出) をもとにしたもの

参照文献: p522-543

収録内容

  • ヤアの今日的状況 : 土地取引と民族対立の最中で / 松波康男 [著]
  • 引き継がれるアルファキーの「仕事」 : トリ集落とアブドゥルカリーム / 吉田早悠里 [著]

内容説明・目次

内容説明

宗教、民族、国の違いを越えてともに祈る。西アフリカからエチオピア西部にやってきたひとりのスーフィー(イスラーム神秘主義者)が、「無償の奉仕」を通して、オロモの人々を中心に様々な民族・宗教に属する人々からカリスマ的な聖者として崇敬されるようになった過程、そしてそのカリスマ性が、次世代の人々の営みによって受け継がれていく様子を描き出した民族誌。

目次

  • 第1部 西部オロモ社会とイスラーム(オロモの社会と宗教;ジンマ地方のイスラーム化:「商人」と学者)
  • 第2部 カリスマの誕生:アルファキー・アフマド・ウマルの人生誌(聖者性の醸成:西アフリカからエチオピアへ;聖者性の発現:ミンコ村からクサイェ村へ;聖者性の存続に向けて)

「BOOKデータベース」 より

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