「ネオ・チャイナリスク」研究 : ヘゲモニーなき世界の支配構造
著者
書誌事項
「ネオ・チャイナリスク」研究 : ヘゲモニーなき世界の支配構造
慶應義塾大学出版会, 2021.5
- タイトル別名
-
ネオチャイナリスク研究 : ヘゲモニーなき世界の支配構造
- タイトル読み
-
ネオ チャイナ リスク ケンキュウ : ヘゲモニー ナキ セカイ ノ シハイ コウゾウ
電子リソースにアクセスする 全2件
大学図書館所蔵 件 / 全112件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p329-339
内容説明・目次
内容説明
中国のプレゼンスに対する危機意識(チャイナリスク)は「外国企業が中国国内で活動する際の不確実性と落とし穴」という従来の定義から「国際社会でのなりふり構わぬ挙動に世界はどう対峙するか」へとフェーズが大きく変わった。新旧体制が複雑に混在しつつも覇権奪取へと邁進する強国の実態を中国人エコノミストが切れ味よく解説する本格的現代中国論。
目次
- 中国の台頭と「ネオ・チャイナリスク」の浮上
- 第1部 「チャイナリスク」の再定義(変化する「チャイナリスク」の意味;リスクを生み出す既存制度の脆弱性)
- 第2部 新しいチャイナリスクの諸相(チャイナリスクの制度分析;韜光養晦から「戦狼」外交への展開;経済自由化と国家資本主義—国有企業戦略の光と影;IT・先端技術大国化への道)
- 第3部 取り残される旧態部分(二極化で置き去りにされる階層;自由なきところに文化は育たず;「改革すべきでない改革」とは何か;「赤い帝国」の興亡)
- 中国民主化への道程とネオ・チャイナリスクの行方
「BOOKデータベース」 より