近代東アジア文明圏の啓蒙家たち

書誌事項

近代東アジア文明圏の啓蒙家たち

狹間直樹著

京都大学学術出版会, 2021.5

タイトル別名

近代東アジア文明圏の啓蒙家たち

タイトル読み

キンダイ ヒガシアジア ブンメイケン ノ ケイモウカ タチ

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注記

文献目録: p349-357

収録内容

  • 西周のオランダ留学と西洋近代学術の移植
  • 中江兆民『民約訳解』の歴史的意義について
  • 京都における番組小学校の創設と「万国公法」
  • 福沢諭吉・内藤虎次郎による帝国主義的国民性の形成
  • 「新民説」略論
  • 「明治日本」と梁啓超研究
  • 梁啓超にとっての譚嗣同 : イデオロギーによる呪縛とそれからの逃脱
  • 譚嗣同『仁学』の刊行と梁啓超
  • 清朝の立憲準備と梁啓超による上奏代作
  • 『梁啓超年譜長編』について

内容説明・目次

内容説明

東アジアを往還した思想の系譜。幕末期、西周や津田真道の洋学の導入から、中江兆民の翻訳、福沢諭吉・内藤湖南の国民意識の形成、そして、日本を経由して清朝に近代を移植しようとした希代の言論家・梁啓超—グローバリズムにより新たな世界の形が拓かれつつある現代、その元図となる文明圏形成を振り返る。

目次

  • 第1部 近代東アジア文明圏形成史(西周のオランダ留学と西洋近代学術の移植;中江兆民『民約訳解』の歴史的意義について;京都における番組小学校の創設と「万国公法」;福沢諭吉・内藤虎次郎による帝国主義的国民性の形成)
  • 第2部 文明圏形成の功労者 梁啓超(「新民説」略論;「明治日本」と梁啓超研究;梁啓超にとっての譚嗣同—イデオロギーによる呪縛とそれからの逃脱;譚嗣同『仁学』の刊行と梁啓超;清朝の立憲準備と梁啓超による上奏代作;『梁啓超年譜長編』について)

「BOOKデータベース」 より

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