悪の処世術
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書誌事項
悪の処世術
(宝島社新書, 606)
宝島社, 2021.5
- タイトル読み
-
アク ノ ショセイジュツ
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内容説明・目次
内容説明
新型コロナウイルスの感染拡大を強権的に抑え込んだ中国の習近平。危機に対応するには、効率が悪く機能不全を起こしやすい民主主義よりも、独裁的な政治のほうが素争く解決できるという事実を世界に示した。国民の強いリーダーへの渇望、そして国じゅうを不安の空気が覆うとき、“悪い奴ら”が登場する。本書は現代を代表する11人の「独裁者」について論じたものである。権力闘争、情報操作、謀略、裏交渉、監視…彼らの処世術を知ることは、人間の本質を知ることでもある。
目次
- ウラジーミル・プーチン—「ロシアの皇帝」が貫く義理人情
- 習近平—圧倒的な権力と恐怖支配
- ドナルド・トランプ—「下品力」を武器に大衆を味方に
- 金正恩—先代とは異なる狡猾さと剛腕
- バッシャール・アル・アサド—“したたかな独裁者”のリアリズム
- エンベル・ホッジャ—アルバニアに君臨した“史上最強”の独裁者
- アドルフ・ヒトラー—誰も真似できない「ニヒリズム独裁」
- 毛沢東—「神話」を生み出すプラグマティズム
- ヨシフ・スターリン—実直な職業革命家の「理想の世界」
- カダフィ大佐—新しい国づくりと自滅の末路
- 金日成—「愛」を実践しようとした建国の父
「BOOKデータベース」 より