教師と学校の失敗学 : なぜ変化に対応できないのか
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教師と学校の失敗学 : なぜ変化に対応できないのか
(PHP新書, 1262)
PHP研究所, 2021.5
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なぜ変化に対応できないのか
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キョウシ ト ガッコウ ノ シッパイガク : ナゼ ヘンカ ニ タイオウ デキナイ ノカ
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参考文献: p276-278
Description and Table of Contents
Description
コロナ禍の全国一斉休校等の「教育の危機」に際し、主体的に動く学校もあったが、多くの学校は「受け身で指示待ち」の対応に終始し、今日まで変化に対応できずにいる。その理由は「日本の学校が過去を振り返り、学習する組織になっていないことにある」と、全国の学校現場の声を聴き続けてきた著者は語る。本書では、コロナ危機のなか生じた日本の学校教育の「失敗」を、著者独自の調査等を通じたデータとファクトによって徹底検証。学校都合の教育から子どもたち本位の教育へ、学校現場が変革するための「希望の書」。
Table of Contents
- 第1章 フリーズした学校—学校が止まっていたとき、子どもたちは?(ちいさな学校の大きな挑戦 みんなに会えてうれしかった;ICT整備・利活用ビリからの逆転劇 ほか)
- 第2章 子どもたち本位で考えられない学校—いまの教育は「学校都合」で動いていないか(「時間の埋め合わせ」は生徒のためになったのか?;与えるばかりの教育を見直すときなのに ほか)
- 第3章 コロナ禍で見えてきた「教育の大問題」—日本の学校の「4つの弱点」(コロナ危機で再認識した学校の3つの機能;問題1 子どもたちの好奇心や主体性が育っていない ほか)
- 第4章 なぜ、日本の学校は変われないのか—学校・家庭・社会の分断を生む「4つの深層」(1年近く経っても、オンライン授業をできる目途は立たない;学びたいのに学べないまま「自主休校」の子どもたち)
- 第5章 学校・家庭・社会をつなぐ「学習する学校」へ—分断から対話へ、学校都合から子ども本位へ(このままだと、どうなるか:近い将来4つのシナリオ;公立学校の「解体」に向かうか? ほか)
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