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昭和史講義

筒井清忠編

(ちくま新書, 1421)

筑摩書房, 2019.7

  • 戦前文化人篇

タイトル読み

ショウワシ コウギ

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注記

さらに詳しく知るための参考文献: 各講末

内容説明・目次

内容説明

近代日本を代表する知識人や文人、大衆作家、画家、建築家、漫画家ら文化人たちは昭和戦前期をいかに生き抜いたか。石橋湛山、和辻哲郎、鈴木大拙、柳田国男、谷崎潤一郎、保田與重郎、江戸川乱歩、中里介山、長谷川伸、吉屋信子、林芙美子、藤田嗣治、田河水泡、伊東忠太、山田耕筰、西條八十の一六人を採り上げ、最新の知見からその人物像を正確に描き出す。また彼らが戦争とどう関わり、あるいは背を向けたかを見ることで激動の時代を検証する。好評・昭和史講義シリーズの第五弾。

目次

  • 石橋湛山—言論人から政治家へ
  • 和辻哲郎—人間と「行為」の哲学
  • 鈴木大拙—禅を世界に広めた国際人
  • 柳田国男—失われた共産制を求めて
  • 谷崎潤一郎—「今の政に従う者は殆うし」
  • 保田與重郎—「偉大な敗北」に殉じた文人
  • 江戸川乱歩—『探偵小説四十年』という迷宮
  • 中里介山—「戦争協力」の空気に飲まれなかった文学者
  • 長谷川伸—地中の「紙碑」
  • 吉屋信子—女たちのための物語
  • 林芙美子—大衆の時代の人気作家
  • 藤田嗣治—早すぎた「越境」者の光と影
  • 田河水泡—「笑い」を追求した漫画家
  • 伊東忠太—エンタシスという幻想
  • 山田耕筰—交響曲作家から歌劇作家へ
  • 西條八十—大衆の抒情のために生きた知識人

「BOOKデータベース」 より

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