数理哲学論集 : イデア・実在・弁証法
著者
書誌事項
数理哲学論集 : イデア・実在・弁証法
(古典転生, 23)
月曜社, 2021.6
- タイトル別名
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数理哲学論集 : イデア実在弁証法
- タイトル読み
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スウリ テツガク ロンシュウ : イデア・ジツザイ・ベンショウホウ
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注記
その他の訳・解説者: 中村大介, 原田雅樹, 米虫正巳
収録内容
- 数理諸科学の現代的展開における統一性について / 近藤和敬訳
- 数学の弁証法的構造について / 中村大介訳
- 数学と物理学における対称性と破れた対称性 / 原田雅樹訳
- 時間の問題 / 原田雅樹訳
内容説明・目次
内容説明
若くしてナチスの銃弾に倒れたロトマン(1908‐1944)は、カヴァイエス(1903‐1944)と同様に、戦後のフランスにおける独創的な数理哲学の豊かな源泉であり続けてきた。博士副論文『数理諸科学の現代的展開における統一性について』(1937年)、『数学の弁証法的構造について:新たな探求』(1939年)、および死後に刊行された遺稿「数学と物理学における対称性と破れた対称性」「時間の問題」(1946年)を収録し、ドゥルーズやバディウにも多大なる影響を与えてきた主要論考を集成する。
目次
- 翻訳(数理諸科学の現代的展開における統一性について;数学の弁証法的構造について—新たな探究の試み;数学と物理学における対称性と破れた対称性;時間の問題)
- 解説(現代フランス哲学の先駆者アルベール・ロトマン;ロトマンの数理哲学におけるプラトニスム—イデアとディアレクティック;ロトマンの数理物理学の理解と20世紀初頭のフランス哲学史;ロトマンの数理物理学の哲学と現代の素粒子の標準模型)
「BOOKデータベース」 より