大乗仏教の誕生 : 「さとり」と「廻向」

著者

書誌事項

大乗仏教の誕生 : 「さとり」と「廻向」

梶山雄一 [著]

（講談社学術文庫, [2672]）

講談社, 2021.6

タイトル別名

「さとり」と「廻向」 : 大乗仏教の成立

大乗仏教の誕生 : さとりと廻向

タイトル読み

ダイジョウ ブッキョウ ノ タンジョウ : 「サトリ」ト「エコウ」

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注記

『「さとり」と「廻向」--大乗仏教の成立』(人文書院, 1997) の改題, 文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: p196-198

内容説明・目次

内容説明

ブッダとイエスをめぐる説話に驚くべき類似がいくつも見られるのはなぜだろうか。キリスト教やゾロアスター教との比較思想史的観点から阿弥陀仏信仰の源流をたどり、「空の思想」に支えられた「さとり」と「廻向」の論理を解明していく。救いのない業報の束縛から人間を解放する、恩寵と救済の宗教—大乗仏教は、こうして出現した。

目次

  • 序　心の三角形
  • １　ブッダとイエス
  • ２　仏伝・福音書比較研究の衰微と復権
  • ３　西アジアとインド
  • ４　大乗仏教の出現
  • ５　廻向の宗教
  • ６　「空」のさとり
  • 付論　仏教の終末論

「BOOKデータベース」 より

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