安楽死を遂げるまで
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安楽死を遂げるまで
(小学館文庫, [み20-1])
小学館, 2021.6
- タイトル読み
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アンラクシ オ トゲル マデ
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注記
2017年刊を改稿し、文庫化したもの
世界の安楽死を巡る動き: 巻末
参考文献: 巻末
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
欧州各国で、俄に安楽死合法化の気運が高まりつつある。安らかに逝く—その柔らかな響きに、欧州在住の筆者は当初懐疑的だった。スイスの安楽死団体でその「瞬間」に立ち会い、アメリカやオランダで医師や遺族を取材する中で、死に対する考えを深めていく。文庫解説で武田砂鉄氏はこう書く。“本書から繰り返し聞こえてくる著者の吐息は、安心感なのか戸惑いなのか疲弊なのか、読者はもちろん、それは著者自身にも分からないのではないか。死にゆく様を見届けた揺らぎが、そのまま読者に届く”。読後、あなたは自らに問うはずだ。私はどう死にたいのか、と。
目次
- 第1章 安楽死の瞬間(スイス)
- 第2章 僕が死ぬ日にパーティをしよう(オランダ)
- 第3章 精神疾患者が安楽死できる国(ベルギー)
- 第4章 「死」を選んだ女と「生」を選んだ女(アメリカ)
- 第5章 愛か、エゴか(スペイン)
- 第6章 殺人医師と呼ばれた者たち(日本)
「BOOKデータベース」 より