書誌事項

安楽死を遂げるまで

宮下洋一著

(小学館文庫, [み20-1])

小学館, 2021.6

タイトル読み

アンラクシ オ トゲル マデ

大学図書館所蔵 件 / 29

この図書・雑誌をさがす

注記

2017年刊を改稿し、文庫化したもの

世界の安楽死を巡る動き: 巻末

参考文献: 巻末

叢書番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

欧州各国で、俄に安楽死合法化の気運が高まりつつある。安らかに逝く—その柔らかな響きに、欧州在住の筆者は当初懐疑的だった。スイスの安楽死団体でその「瞬間」に立ち会い、アメリカやオランダで医師や遺族を取材する中で、死に対する考えを深めていく。文庫解説で武田砂鉄氏はこう書く。“本書から繰り返し聞こえてくる著者の吐息は、安心感なのか戸惑いなのか疲弊なのか、読者はもちろん、それは著者自身にも分からないのではないか。死にゆく様を見届けた揺らぎが、そのまま読者に届く”。読後、あなたは自らに問うはずだ。私はどう死にたいのか、と。

目次

  • 第1章 安楽死の瞬間(スイス)
  • 第2章 僕が死ぬ日にパーティをしよう(オランダ)
  • 第3章 精神疾患者が安楽死できる国(ベルギー)
  • 第4章 「死」を選んだ女と「生」を選んだ女(アメリカ)
  • 第5章 愛か、エゴか(スペイン)
  • 第6章 殺人医師と呼ばれた者たち(日本)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC07873823
  • ISBN
    • 9784094070279
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    425p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ