遙かなる城沼
著者
書誌事項
遙かなる城沼
(小学館文庫, [あ5-4])
小学館, 2019.1
- タイトル別名
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遙かなる城沼
- タイトル読み
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ハルカナル ジョウヌマ
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注記
2014年刊を加筆改稿して文庫化したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
館林藩士である村瀬家の長男惣一郎は、秀才の弟、剣の才を持つ妹と塾や道場に通うのが苦痛になっていた。兄としてふがいない思いになるのだ。父は「頭が良い者だけが優れているわけではない。人は良い心がけで成長していくものではないか」と話してくれた。惣一郎の成長とともに、周りではさまざまな出来事が起きる。友の離反、父の病、筆頭家老の殺害、館林から浜田への国替え—。歳月を経ても、思い出すのは故郷・城沼の風景だった。風が渡り煌めく湖面、咲き誇る躑躅。そして昔の友から悲痛な叫びをあげる手紙が届く。人の絆の大切さを描いた青春時代小説。
「BOOKデータベース」 より