源氏物語を読む
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源氏物語を読む
(岩波新書, 新赤版 1885)
岩波書店, 2021.6
- タイトル読み
-
ゲンジ モノガタリ オ ヨム
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注記
参考文献: p265-276
年立: p284-289
内容説明・目次
内容説明
千年を超えて読み継がれてきた『源氏物語』。その魅力の核心はどこにあるのか。“色好みの主人公”光源氏は、いかにして生み出されたのか。ときに流麗な原文を堪能しつつ、全五十四帖を丁寧にたどるところから、本質に迫る。初めて挑戦する読者も、何度も通読した愛好家も、ともに“物語を読む悦び”を堪能できる一冊。
目次
- 1 誕生から青春(両親の悲恋と美しき若君—桐壺巻;色好みの主人公—帚木・空蝉・夕顔巻;憧れの人とゆかりの少女—若紫・末摘花巻;不義の子の誕生—紅葉賀・花宴巻)
- 2 試練と復帰(御代替わりの後—葵・賢木・花散里巻;不遇の時代—須磨・明石巻;待つ者と離反する者—澪標・蓬生・関屋巻;権勢基盤の確立—絵合・松風・薄雲・朝顔巻)
- 3 栄華の達成(幼馴染の恋—少女巻;新たなる女主人公—玉鬘・初音・胡蝶巻;翻弄される人々—蛍・常夏・篝火巻;玉鬘との別れ—野分・行幸・藤袴・真木柱巻;六条院の栄華—梅枝・藤裏葉巻)
- 4 憂愁の晩年(若い妻の出現—若菜上・若菜下巻;柏木の煩悶と死—柏木・横笛・鈴虫巻;まめ人の恋の悲喜劇—夕霧巻;紫上の死と哀傷—御法・幻巻)
- 5 次世代の人々(光源氏没後の人々—匂兵部卿・紅梅・竹河巻;八宮の姫君たち—橋姫・椎本・総角巻;中の君へ、そして浮舟へ—早蕨・宿木・東屋巻;薫と匂宮、揺れる浮舟—浮舟・蜻蛉巻;浮舟の出家—手習・夢浮橋巻)
「BOOKデータベース」 より