〈普遍性〉をつくる哲学 : 「幸福」と「自由」をいかに守るか
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書誌事項
〈普遍性〉をつくる哲学 : 「幸福」と「自由」をいかに守るか
(NHKブックス, 1269)
NHK出版, 2021.6
- タイトル別名
-
普遍性をつくる哲学 : 幸福と自由をいかに守るか
- タイトル読み
-
〈フヘンセイ〉オ ツクル テツガク : 「コウフク」ト「ジユウ」オ イカニ マモルカ
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注記
文献一覧: p303-309
内容説明・目次
内容説明
「関係性の充足」と「ソロ充の快楽」を守るために。一世を風靡した「新しい実在論」が狙っていたのは、形而上学と相対主義・構築主義を廃棄することだった。本書は、新しい実在論と構築主義の功績を評価しつつ、哲学的対立を乗り越える原理を現象学の思考に見出す。誰もが共有しうるような「ものの見方・考え方」を、現代社会に合った形へと鍛え直して提出するのだ。個々人のささやかな幸福の追求と、それを支える「自由」—この両方を守るために、哲学史をあざやかに整理して新たな時代の展望を切りひらく、哲学的宣言の書。
目次
- 第1章 新しい実在論の登場—普遍性は実在する(意味の場の存在論;新しい実存主義 ほか)
- 第2章 構築主義の帰結—普遍性を批判する(構築主義の基礎理論;近代を批判する—多様性と相対性 ほか)
- 第3章 現象学の原理—普遍認識の条件(懐疑から始まる認識問題;現象学的還元—“私”に世界はどう現われているのか ほか)
- 第4章 現象学的言語ゲーム—普遍性を創出する(一般本質学と超越論的本質学;善の原始契約 ほか)
- 終章 もう一度、自由を選ぶ(自由を享受することの疲労について;自由であることに幸せを感じない人びと ほか)
「BOOKデータベース」 より