超 (スーパー) 耐性菌 : 現代医療が生んだ「死の変異」

書誌事項

超 (スーパー) 耐性菌 : 現代医療が生んだ「死の変異」

マット・マッカーシー著 ; 久保尚子訳

光文社, 2021.6

タイトル別名

Superbugs : the race to stop an epidemic

超耐性菌 : 現代医療が生んだ死の変異

タイトル読み

スーパー タイセイキン : ゲンダイ イリョウ ガ ウンダ 「シ ノ ヘンイ」

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注記

原注: p.384-403

内容説明・目次

内容説明

数年前なら治療できたはずの感染症で、患者が命を落とすようになっている—抗生物質に晒され続けた結果、細菌は変異し、薬の効果を無力化できる「スーパー耐性菌」となっていた。しかも、スーパー耐性菌は至る所に存在し、無防備な私たちを脅かしている…。スーパー耐性菌に有効な抗菌薬はないのか。ニューヨーク・プレスビテリアン病院の勤務医である著者は未承認の治療薬「ダルバ」の実用化を目指して、あまりにも有能な同僚医師と治験への取り組みを始めるが、一筋縄ではいかない医療現場の実情が二人を阻み…。治験で出会った患者たちの人生を通して、また抗生物質の発見や医療実験の歴史を紐解きながら、感染症治療の最前線を描く迫真の医療ドキュメント。

目次

  • 1 偶然の賜物(戦場の混乱のなかで;黄金時代)
  • 2 最初の行動原則(幸運に助けられた兵士;人体実験に利用された人々 ほか)
  • 3 ボランティア参加者たち—治験前期(ルース—ホロコーストの生存者;ジョージ—ジャングルの兵士 ほか)
  • 4 表面下での出来事(ロックフェラー家;溶解素 ほか)
  • 5 治癒を目指して—治験後期(メーガン—編集者;限界までやってみろ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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