百間、まだ死なざるや : 内田百間伝

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百間、まだ死なざるや : 内田百間伝

山本一生著

中央公論新社, 2021.6

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百間まだ死なざるや : 内田百間伝

Title Transcription

ヒャッケン マダ シナザルヤ : ウチダ ヒャッケン デン

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内田百間略年表: p540-542

参考文献: p543-567

Description and Table of Contents

Description

怖がりで気難しくて涙もろい不世出の名文章家。すべての作品と日記を「日記読み魔」が逍遙し、その人生と昭和戦前・戦中期という時代を活写する没後５０年、初の評伝。

Table of Contents

  • ロッパ日記から百間日記へ
  • 捨て子の母、野心家の父
  • 初恋日記の行方
  • 素琴先生と仲間たち
  • 此縁談は調へ難し
  • 百間成婚、君に先んぜらる
  • 帝国大学は出たものの
  • 漱石先生の死
  • 海軍機関学校とスペイン風邪
  • 大正八年春、家計破綻す
  • 豚小屋の法政大学
  • 『冥途』と殺人事件
  • 大震災と高利貸
  • 債鬼に追われて三千里
  • 芥川の死と砂利場の日々
  • 法政航空研の「陽気な秘密」
  • 内田百間の空想は偉なり
  • 法政大学の空騒ぎ
  • 『百鬼園随筆』と風船画伯
  • 二・二六事件から「相剋記」へ
  • 事変前夜の桑原会
  • 支那事変と「東京日記」
  • 日本郵船の夢獅山房
  • 太平洋戦争と錬金術
  • 東京焼盡、滂沱の涙
  • 掘立小屋からの脱出
  • 「サラサーテの盤」と「阿房列車」
  • 摩阿陀会の黄昏

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