移動現象を巡る諸問題
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書誌事項
移動現象を巡る諸問題
(最新英語学・言語学シリーズ, 2)
開拓社, 2021.7
- タイトル別名
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Issues on syntactic movement
- タイトル読み
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イドウ ゲンショウ オ メグル ショモンダイ
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注記
その他の編著者: 岡俊房, 浦啓之, 多田浩章
参考文献: p261-271
内容説明・目次
内容説明
言語にはさまざまな移動現象が存在する。それらをどう説明するかは、生成文法研究の主要な課題である。本書では、この課題に対し、各章で独自の理論や分析を提案し、その帰結を探る。各章では、二重側方移動という新たな形態の移動、素性一致や転送のメカニズム、疑問詞解釈に与える顕在的・非顕在的移動の影響、および移動のコピー理論から導かれる演算子の作用域設定の諸相といった観点から議論を展開する。
目次
- 第1章 併合と移動の新たな可能性(本章の目標;日本語多重分裂文と島の効果 ほか)
- 第2章 素性一致メカニズムと移動現象(本章の目標;Chomsky(2013、2015)のラベリング理論 ほか)
- 第3章 疑問詞移動の量化依存的解釈(本章の目標;導入:疑問文の解釈とWh移動 ほか)
- 第4章 移動のコピー理論と焦点辞の解釈(本章の目標;移動のコピー理論のもとでの統語的作用域設定 ほか)
「BOOKデータベース」 より