サボる哲学 : 労働の未来から逃散せよ

書誌事項

サボる哲学 : 労働の未来から逃散せよ

栗原康著

(NHK出版新書, 658)

NHK出版, 2021.7

タイトル読み

サボル テツガク : ロウドウ ノ ミライ カラ チョウサン セヨ

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内容説明・目次

内容説明

我々はなぜ心身を消耗させながら、やりたくない仕事、クソどうでもいい仕事をし、生きるためのカネを稼ぐのか。社会からはいつでも正しい生き方や身の処し方を求められ、もっと頑張れ、努力しろの大号令。他人に点数をつけられて、逸脱すれば落伍者。「はたらかざるもの、食うべからず」。そんな世界はクソッタレだ!稀代のアナキスト文人が、資本主義下の屈折しきった労働倫理を解体し、そこから逃げだす扉をひらく。

目次

  • 第1章 笑殺の論理—『鬼滅の刃』とはなにか?
  • 第2章 アナキスト、モノを買う—「いきなり!ステーキ」がいきなり燃えた
  • 第3章 いまこの場を旅して住まう—痕跡のアナキズム
  • 第4章 海賊たちの宇宙技芸—たたかうべきだ、逃げるために
  • 第5章 アンダーコモンズ!—『ランボー、怒りのハリエット』
  • 第6章 やっちゃえ—労働の動員か、それとも生の拡充か
  • 第7章 懐かしい未来の革命を生きろ—アナーキーの自発
  • 第8章 失業者のストライキ—所有じゃねえよ、居住だよ
  • 第9章 未来をサボれ—大杉栄、日本脱出の思想
  • 第10章 機械を破壊し、機械になれ—フリー・フリーダム!

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC08480892
  • ISBN
    • 9784140886588
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    286p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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