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近代アジアの啓蒙思想家

岩崎育夫著

(講談社選書メチエ, 752)

講談社, 2021.7

Title Transcription

キンダイ アジア ノ ケイモウ シソウカ

Available at  / 140 libraries

Note

参考文献: p238-241

Description and Table of Contents

Description

西欧に生まれた「啓蒙思想」が、現在のアジアを作った。いちはやく西洋に学び、アジア諸国の先行例となった福沢諭吉。中国共産党の創設者・陳独秀と、文学革命を謳った胡適。インドネシアの女性運動の先駆者、カルティニ。さらに、インドのネルーとガンディー、朝鮮の儒教知識人・朴泳孝、日本に学んだベトナムのファン・ボイ・チャウなど、先覚者たちの波乱の生涯と、近代アジアの苦闘の歴史。

Table of Contents

  • はじめに—「啓蒙思想」は過去のものか?
  • 序章 啓蒙思想の誕生と明治日本
  • 第1章 ヨーロッパは革命の賜物だ—中国 陳独秀と胡適
  • 第2章 それは私の一生の望みです!—インドネシア カルティニとハッタ
  • 第3章 われわれの人生は、枯木に行く手を塞がれている—インド ネルーとガンディー
  • 第4章 残念ながら私はわが国に生まれた—朝鮮・ベトナム・タイ・シンガポール・トルコ
  • 終章 一身にして二生を経るが如く—近代アジアの共通体験

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