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阿蘭陀通詞

片桐一男 [著]

(講談社学術文庫, [2675])

講談社, 2021.7

タイトル別名

江戸時代の通訳官 : 阿蘭陀通詞の語学と実務

タイトル読み

オランダ ツウジ

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注記

原本: 『江戸時代の通訳官 : 阿蘭陀通詞の語学と実務』吉川弘文館 2016年刊

参考文献: p375-388

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

徳川幕府は交流をもった唯一の西洋国オランダに、日本語の習得を許さなかった。意思疎通を一手に担った長崎の「通詞」たちは、オランダ語習得に励み、通訳のみならず貿易実務の諸事をこなし、商館長(カピタン)らの面倒をみるなど、八面六臂の活躍を果たした。「鎖国」下で異文化交流を支えた才人たちの苦闘を、第一人者が膨大な資料を博捜し描きだす。

目次

  • 1 阿蘭陀通詞とオランダ語(実務が育てる語学;南蛮から紅毛へ、語学条件の大転換;阿蘭陀通詞の養成)
  • 2 長崎の阿蘭陀通詞(通詞採用の任命と辞令;職階と役料;職務と加役;通詞会所と通詞部屋;異国船と通詞)
  • 3 江戸の阿蘭陀通詞(江戸番通詞の参府御用;参府休年出府通詞の参府御用;天文台詰通詞の御用と私用;江戸からの出張通詞)
  • 4 多才で多彩な阿蘭陀通詞たち(二十四名の通詞たち;二十四通詞に対する短評)

「BOOKデータベース」 より

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