人間的、あまりに人間的
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書誌事項
人間的、あまりに人間的
(ちくま学芸文庫, . ニーチェ全集||ニーチェ ゼンシュウ ; 5)
筑摩書房, 1994.1
- 1
- タイトル別名
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Menschliches, Allzumenschliches : ein Buch für freie Geister
人間的あまりに人間的
- タイトル読み
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ニンゲンテキ、アマリニ ニンゲンテキ
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注記
記述は第13刷 (2018.10刊) による
原著タイトルは2の凡例による
内容説明・目次
内容説明
『ニーベルンゲンの指輪』の上演に失望を隠しきれないニーチェは、いよいよヴァーグナーとの訣別を決意する。彼は、ますます昂進する持病の頭痛・胃痛・眼痛の療養もかねてイタリアへ避難し、友人との共同生活のなかで少しずつノートを書きためていった。それが、のちのちまでニーチェの文章形式を決定づけることになるアフォリズム集の第一作『人間的、あまりに人間的』であった。そこでは、形而上学・宗教・芸術(そして、ヴァーグナー)が徹底的に批判され、既成の偶像の暴露心理学的解体が試みられる。ニーチェ中期の思想の端緒。
目次
- 第1章 最初の事物と最後の事物について
- 第2章 道徳的感覚の歴史のために
- 第3章 宗教的生活
- 第4章 芸術家や著作家の魂から
- 第5章 高級文化と低級文化の徴候
- 第6章 交わりの中の人間
- 第7章 女と子ども
- 第8章 国家への一瞥
- 第9章 ひとりでいる人
- 友らの間で 終曲
「BOOKデータベース」 より