マックス・ヴェーバーに構造的欠陥はあるのか : 論破しがたいテーゼ
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マックス・ヴェーバーに構造的欠陥はあるのか : 論破しがたいテーゼ
ミネルヴァ書房, 2021.6
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Max Webers unwiderlegbare Fehlkonstruktionen : die protestantische Ethik und der Geist des Kapitalismus
マックスヴェーバーに構造的欠陥はあるのか : 論破しがたいテーゼ
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マックス・ヴェーバー ニ コウゾウテキ ケッカン ワ アルノカ : ロンパ シガタイ テーゼ
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Note
原著 (Campus Verlag, c2010) の全訳
文献: p333-361
事項索引, 人名索引: 巻末p1-7
Description and Table of Contents
Description
ヴェーバー研究の泰斗ハルトムート・レーマン氏が推薦する、刺激的なマックス・ヴェーバー批判の書。古典として君臨するマックス・ヴェーバーの「プロ倫」の実相と今日の神話化に至るまでの歴史を読み解いていく。先入観を排し、講読を通じて、論理が一貫しないなど、「プロ倫」の「設計ミス」の実相を、ドイツにおける自由主義の崩壊や産業資本主義からフォード主義への移行など、ヴェーバーの時代経験から捉える。
Table of Contents
- 第1部 「大きな物語」と職人的な慎重さ(いかがわしい統計とビスマルク「文化闘争」の思い出;世紀転換期ドイツ帝国のプロテスタンティズム ほか)
- 第2部 史的連関の論理(史的概念構成の問題—「理念型」は、並みの、さして理想的とは言えない類型と、どこが違うのか;因果律と選択親和性—資本主義はどのように生まれ、どのように困難を切り抜け、いかにして必要なものを調達し、そしていかにその選択親和性を育んだのか ほか)
- 第3部 学問の進歩の遮断(「トレルチュ=ヴェーバー=テーゼ」とその批判者—議論する教授たち;経験的な研究の一〇〇年—論駁と継続 ほか)
- 第4部 世紀末プロイセンの「プロテスタンティズムの倫理」(時代の概念ストック;世紀転換期の経験 ほか)
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