花岡の心を受け継ぐ : 大館市が中国人犠牲者を慰霊し続ける理由
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花岡の心を受け継ぐ : 大館市が中国人犠牲者を慰霊し続ける理由
かもがわ出版, 2021.7
- タイトル読み
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ハナオカ ノ ココロ オ ウケツグ : オオダテシ ガ チュウゴクジン ギセイシャ オ イレイ シツズケル リユウ
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注記
著者は奥付による。表紙にナビゲーターの記述あり
その他の著者: 石田寛, 小畑元, 川田繁幸, 内田雅敏, 山本陽一, 谷地田恒夫
内容説明・目次
目次
- 第1章 出発期 行政の責任で慰霊を開始した山本常松さんのこと(花岡町での開始から花矢町へ、そして大館市への引き継ぎへ;山本町長と信正寺住職—ご子息の山本陽一さん(九二歳)に聞く;市民運動の側から見た山本町長—谷千田恒夫さん(八一歳)に聞く;再び信正寺住職のこと—怨親平等)
- 第2章 発展期 大館市による継承と革新市政時代を中心に—石田寛さん(七四歳)に聞く(市議会議員になるまでの花岡にまつわる体験;保守市政から革新市政への転換期に;県議会議員として大館市の慰霊にかかわる)
- 第3章 定着期 保守市政時代も続いてきた死者を悼む心—小畑元さん(七二歳)に聞く(市長になっても最初に直面した慰霊式の継続;地方自治体が慰霊を続ける意味;保守が慰霊式をずっと続けたのはなぜか;再び自治体が慰霊式を継続したことの意味;“spontaneity”と言うしかない)
- 第4章 市民運動の側から市政を見つめてきて—川田繁幸さん(六八歳)に聞く(花岡事件とのさまざまなかかわり;記念館の建設につながった戦後の市民運動;大館市が慰霊式を続けてきた意味)
- 補章 花岡、西松、三菱マテリアルの和解から学ぶこと—内田雅敏さん(七六歳)に聞く(戦後はじめての和解となった花岡和解の意味;法律の壁を乗り越えた西松建設の和解;日本政府も事実上後押しした三菱マテリアルの和解;三つの和解が現代に問いかけるもの)
「BOOKデータベース」 より