「論理的思考」の社会的構築 : フランスの思考表現スタイルと言葉の教育
Author(s)
Bibliographic Information
「論理的思考」の社会的構築 : フランスの思考表現スタイルと言葉の教育
岩波書店, 2021.7
- Other Title
-
λόγος, logique, logic, logica
論理的思考の社会的構築
- Title Transcription
-
「ロンリテキ シコウ」 ノ シャカイテキ コウチク : フランス ノ シコウ ヒョウゲン スタイル ト コトバ ノ キョウイク
Access to Electronic Resource 1 items
Available at 256 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
参考文献: 巻末p1-10
Description and Table of Contents
Description
「論理的思考」「ロジカル・シンキング」は教育やビジネスでの重要な能力とされる。だが日本の議論で「論理的」であることは、「証拠を示して説得的に語ること」ほどの共通理解しか見いだせない。そして、実はその捉え方は自明なものではない。そもそも、「論理的」とはどういうことなのか。「論理的である」と感じる感覚はどのようにつくられていくのか。フランスでのディセルタシオン(小論文)を核とした言葉の教育を通じて、日本ともアメリカとも異なる「論理的思考」の存在、そしてその形成過程を明らかにする。
Table of Contents
- 第1部 論文構造から生まれる論理と思考法—哲学と文学のディセルタシオン(論文の構造と論理の型—エッセイとディセルタシオン;哲学のディセルタシオンと哲学教育—吟味し否定する方法を教える;文学のディセルタシオンと文学教育—文学鑑賞と論理的思考;ディセルタシオンの歴史)
- 第2部 論理的思考の段階的な訓練—ディセルタシオンを目指した言葉の教育の全体像(小学校で教えられる論理—言語の内的論理と視点の一貫性;中等教育で育まれる論理—「論証」から「弁証法」へ)
- 第3部 判断し行動するための論理—推論する、討論する、合意するための教育(歴史教育—過去の解釈と未来予想に見る推論の型、「合理性」の判断基準;歴史教育の歴史に見る思考法の変遷;市民性教育—合意形成の手続き)
- フランス社会の“論理”の構築—ディセルタシオンが導く思考表現スタイル
by "BOOK database"