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韓国の行動原理

小倉紀蔵著

(PHP新書, 1268)

PHP研究所, 2021.7

タイトル読み

カンコク ノ コウドウ ゲンリ

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内容説明・目次

内容説明

日韓請求権協定に関わる報道に接して、韓国人の法意識に疑問を持つ人は少なくない。著者は韓国は法よりも道徳にこだわる国だと説く。朱子学の影響で、韓国では道徳は敵を叩き潰すための武器になっている。また、韓国の前近代が王朝であり、日本の前近代が封建社会であったことの違いも大きいといえる。ただし韓国の法曹的能力は日本よりも高く、「法を軽視する韓国の民主主義はレベルが低い」と考えるのは危険である。さらに著者は韓国を国家と思わず、一つの「運動団体」と捉えたほうがよいと論じる。韓国の実像を知るための視座が得られる一冊。

目次

  • 第1部 韓国の行動原理(韓国を正確に認識しなくてはならない;韓国の主役はだれか;東学と北学—ダイナミズムの動力;韓国人と日本人の政治観;日韓の軍事的関係を再考する;北朝鮮というファクター)
  • 第2部 「戦後最悪の日韓関係」をどう見るか(ニヒリズムの東アジアに未来はあるか;ジャーナリストの日韓論;よりよい日韓関係をいかに構築すべきか)

「BOOKデータベース」 より

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