ハンス・ヨナス未来への責任 : やがて来たる子どもたちのための倫理学 Hans Jonas responsibility for the future : ethics for upcoming children
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ハンス・ヨナス未来への責任 : やがて来たる子どもたちのための倫理学 = Hans Jonas responsibility for the future : ethics for upcoming children
慶應義塾大学出版会, 2021.7
- タイトル別名
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ハンスヨナス未来への責任 : やがて来たる子どもたちのための倫理学
ハンス・ヨナス : 未来への責任 : やがて来たる子どもたちのための倫理学
- タイトル読み
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ハンス・ヨナス ミライ エノ セキニン : ヤガテ キタル コドモ タチ ノ タメ ノ リンリガク
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注記
2019年に博士論文として提出した 「ハンス・ヨナスにおける倫理思想の体系について : 形而上学の概念を手がかりに」 を基礎とし、ほぼ全編を書き直したもの
科学研究費特別研究員奨励費 「世代間倫理をめぐるハンス・ヨナスと討議倫理の思想研究」 (2014-2015年度) [課題番号14J01350] の助成を受けた
参考文献: p261-269
内容説明・目次
内容説明
テクノロジーは、遠い未来にまで影響を及ぼす。したがって私たちは、まだ生まれていない未来世代に対し、責任を負わなければならない。直感的にはそう思える。しかし、存在していない者とは合意形成ができず、またそこに人権を認めることもできない。ここに、ハンス・ヨナスの提唱した、まったく新しい未来倫理学の考え方が呼び出される。ユダヤ人として二〇世紀を生き、自ら戦場に立った彼は、なぜ「未来への責任」を見出し、そしてどのような思索を重ねたのか。気鋭の若手による、ヨナス研究の新たな地平。
目次
- 第1章 人間と想像力—哲学的人間学1
- 第2章 歴史をめぐる問い—哲学的人間学2
- 第3章 死の存在論とニヒリズム—哲学的生命論1
- 第4章 テクノロジーの脅威—技術論
- 第5章 生命とは何か—哲学的生命論2
- 第6章 傷つきやすさへの責任—未来倫理学1
- 第7章 未来世代への責任—未来倫理学2
- 第8章 アウシュヴィッツ以降の神—神学
- おわりに—やがて来たる子どもたちのために
「BOOKデータベース」 より