時間の日本史 : 日本人はいかに「時」を創ってきたのか
著者
書誌事項
時間の日本史 : 日本人はいかに「時」を創ってきたのか
小学館, 2021.8
- タイトル別名
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時間の日本史 : 日本人はいかに時を創ってきたのか
- タイトル読み
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ジカン ノ ニホンシ : ニホンジン ワ イカニ 「トキ」 オ ツクッテ キタノカ
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注記
その他の著者: 井上毅, 広田雅将, 細川瑞彦, 藤沢健太
主な参考文献・論文: p220-224
収録内容
- 日本の時・時計のはじまり / 佐々木勝浩著
- 明治・大正期に推し進められた「時」の近代化 / 井上毅著
- 時計生産大国への変遷 / 広田雅将著
- 原子時計の発展と新たな世界の幕開け / 細川瑞彦著
- 天文学と時間学から俯瞰する「時」 / 藤沢健太著
内容説明・目次
内容説明
誰もが経験しつつ、あまりにも日常にあるために深く考えたことがない「時」。日本独自の時の概念の変遷と、時を刻む時計の歴史について、宇宙物理・天文学、人文社会学、工学の各方面から読み解く。
目次
- 第1章 日本の時・時計のはじまり(佐々木勝浩)(非機械時計—日時計、水時計、火時計—|日本の時刻制度|日本の暦|機械時計—和時計製作の始まりと終焉—;明治・大正期に作られた塔時計)
- 第2章 明治・大正期に推し進められた「時」の近代化(井上毅)(明治時代の「時」|明治・大正期の天文学と「時」|「時の記念日」の誕生|大正時代における「時」の急速な近代化;時の近代化にまつわる余話 ほか)
- 第3章 時計生産大国への変遷(広田雅将)(国産化の始まり|大正時代に見る興隆の起点|高度な自動化が可能にしたクオーツウォッチの量産|腕時計の未来;常に時代の一歩先を行く精神で拓いた時計産業の未来 ほか)
- 第4章 原子時計の発展と新たな世界の幕開け(細川瑞彦)(原子時計が開く新たな可能性|原子時計の歴史|原子時計による標準時|日本における原子時計と原子時に関する研究;佐分利義和—サニャック効果の検出で時刻比較の精度向上に貢献)
- 第5章 天文学と時間学から俯瞰する「時」(藤沢健太)(天文学がもたらした時間|高精度な時計と科学|時間学|生物の時計と社会の時間)
「BOOKデータベース」 より