谷崎潤一郎 : 美と生命の間
著者
書誌事項
谷崎潤一郎 : 美と生命の間
勉誠出版 (販売), 2021.7
- タイトル別名
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Junichiro Tanizaki
- タイトル読み
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タニザキ ジュンイチロウ : ビ ト セイメイ ノ アイダ
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谷崎潤一郎 美と生命の間
2021.7.
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谷崎潤一郎 美と生命の間
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注記
谷崎潤一郎年譜: p341-347
人名索引: 巻末p1-5
収録内容
- 生命としての美
- 騒擾と闇の間
- 「自然」の牽引
- 異性愛への疑念
- 「手ざわり」のなかの関係
- 溶け合う「大阪」と「京都」
- 「病」と「戦争」の時空
- 失われ、連続するもの
- 老いに抗う性
内容説明・目次
内容説明
『痴人の愛』『春琴抄』…華麗な物語世界を通して谷崎が描きたかったのはしたたかに生きぬく女たちの“生きる力”だった。人間の生を衰弱させる近代という時代のなか、耽美主義だけではない、新しい谷崎像を提示する。
目次
- 第1部 見出される生命(生命としての美—停滞からの脱出;騒擾と闇の間—ちりばめられる遊戯性と『秘密』;“自然”の牽引—『痴人の愛』『吉野葛』における魅惑の在り処)
- 第2部 相対化される近代(異性愛への疑念—『蓼喰ふ虫』『卍』における性愛の形;“手ざわり”のなかの関係—“盲目”を描く世界;溶け合う“大阪”と“京都”—『蘆刈』と日本文化への眼差し)
- 第3部 “滅び”に向きあって(“病”と“戦争”の時空—『細雪』の寓意的表象;失われ、連続するもの—“母”の表象と戦後社会;老いに抗う性—『鍵』『瘋癩老人日記』と生命への希求)
「BOOKデータベース」 より