甲子園は通過点です : 勝利至上主義と決別した男たち
著者
書誌事項
甲子園は通過点です : 勝利至上主義と決別した男たち
(新潮新書, 920)
新潮社, 2021.8
- タイトル別名
-
甲子園は通過点です : 勝利至上主義と決別した男たち
- タイトル読み
-
コウシエン ワ ツウカテン デス : ショウリ シジョウ シュギ ト ケツベツシタ オトコタチ
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内容説明・目次
内容説明
二〇一九年夏、岩手県大会の決勝で大船渡高校のエース、佐々木朗希が登板を回避したことは、賛否の論議を呼んだ。それは突き詰めると、「甲子園にすべてを捧げる」か「将来の可能性を取る」かの選択に他ならない。「負けたら終わり」のトーナメント方式の中で、どう選手を守り、成長させていくのか。球数制限、丸坊主の廃止、科学的なトレーニングの導入など、新たな取り組みを始めた当事者たちの姿を追う。
目次
- 第1章 新潟県高野連はなぜ、球数制限導入を決断したのか
- 第2章 「甲子園」に取り憑かれた鬼軍曹の改心
- 第3章 「プロでは大成しない」甲子園強豪校の代替わり
- 第4章 メジャー帰りのトレーナーと進学校がタッグを組んだ理由
- 第5章 激戦区の公立校からはじまった「球数制限」と「リーグ戦」
- 第6章 丸坊主を廃止した二つの私立強豪校
- 第7章 サッカー界「育成のカリスマ」の試みから見えるもの
- 第8章 テクノロジーが、選手を強くする
「BOOKデータベース」 より