台湾の外国人介護労働者 : 雇用主・仲介業者・労働者による選択とその課題

書誌事項

台湾の外国人介護労働者 : 雇用主・仲介業者・労働者による選択とその課題

鄭安君著

明石書店, 2021.8

タイトル別名

台湾の外国人介護労働者 : 雇用主仲介業者労働者による選択とその課題

タイトル読み

タイワン ノ ガイコクジン カイゴ ロウドウシャ : コヨウヌシ チュウカイ ギョウシャ ロウドウシャ ニ ヨル センタク ト ソノ カダイ

大学図書館所蔵 件 / 103

注記

博士論文 (宇都宮大学, 2018年度提出) に新たな考察を加えて加筆・修正したもの

参考文献・資料: p181-186

内容説明・目次

内容説明

東アジアのなかでいち早く外国人介護労働者の受け入れに踏み切った台湾の事例研究。失踪者・失踪経験者14名を含む42名の外国人介護労働者、仲介業者、雇用主、その他の関係者への半構造化インタビューと参与観察を実施。これまで強調されてきた「強き雇用主・悪しき仲介業者・弱き労働者」という図式では説明しきれない、外国人労働者全般をとりまく課題を浮き彫りにする。

目次

  • 序章 問題の所在
  • 第1章 台湾における外国人介護労働者増加の背景—介護制度・資源との関係を軸にして
  • 第2章 介護労働者となる外国人女性の選択—労働課題と女性たちの行動
  • 第3章 外国人介護労働者の失踪と失踪後の非合法介護労働—労働者と雇用主の不安
  • 第4章 失踪問題の社会的意味—制度的弱者のジレンマと「総弱者化」の進行
  • 第5章 弱者を作らないために何が必要なのか?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ